コロナから肺を守り重症化を「うつぶせ寝」が防ぐ?

高知県内では、新型コロナの重症者の割合は減りつつあるものの、これまでにない若い世代の重症者が増えてきている。
目立つ若い世代の“症状悪化”高知県内では、8月以降に重症・中等症になった75人のうち、約3分の2が50代以下だった。
軽症・中等症・重症は、それぞれどんな症状があるのかをまとめた。
「軽症」は発熱や咽頭痛、または咳のみで、呼吸困難ではない人など。
中等症は、段階によって2つのレベルに分かれている。
呼吸困難や肺炎の症状が見られる場合は「中等症I」、血液中の酸素が少なくなってくると、酸素投与が必要になる「中等症II」となる。
そして、さらに悪化して人工呼吸器が必要な場合に「重症」と診断される。
基礎疾患なし・20代患者が重症の患者を受け入れている。
デルタ株の感染が拡大した8月以降、より重症に近い中等症IIの20代が1人、30代と40代がそれぞれ3人入院した。
これまで重症化しやすいと言われていたのは、糖尿病や呼吸器疾患など基礎疾患がある人などだ。
しかし、治療にあたっている感染症内科部長の石田正之医師は、これまでとは違う傾向が見られるという。
重症化のリスクになるような、例えば肥満があるとかタバコを吸っているとか、そういうことが全くない、普段であれば健康な人が増えているのは間違いない実際に20代の患者が、重症の一歩手前まで悪化した。
その肺をCTスキャンした画像を見ると、健康な人の肺と比べて肺の中が、広範囲に渡り白くなっているのがわかる。
うっすら白くなっている部分は全部、肺炎の場所。
下の方にいくと、ほとんど全てがこんな感じで肺炎像が出ている状況この患者には、症状悪化の原因とされる基礎疾患や喫煙歴、肥満はなかった。
若くて基礎疾患もない患者さんで、コロナに感染しても、ここまで悪くなるのはあまりなかったです肺を守り重症化を防ぐ“うつぶせ”石田医師によると、発症してから重症になるまでの期間は多くの場合、7日から10日とされている。
この期間に、重症化を防ぐある有効な手だてがあるという。
腹ばいの状態ですね。
あお向けではなく“うつぶせ”。
けっこう長い時間(1日8時間以上)すると、重症化を防げるというデータが出ています人間の肺というのは、背中側の方が一番、酸素やガス交換のやり取りをするのに重要。
(ずっとあお向けだと)背中側の方に炎症の物質が集まって、それで肺が壊れてしまう近森病院では、人工呼吸器を付けている重症の患者に対し、1日に最低8時間以上うつぶせにさせていて、この方法が少しでも肺を守ることにつながるという。
自宅療養の方は、少しでも体調に異常があれば、保健所から伝えられた連絡先に連絡をすることが大切だ。

参照元:https://www.fnn.jp/articles/-/242043